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筒香嘉智、強打&好走塁の適時三塁打 初の右翼スタメンで攻守に存在感

 

パイレーツ・筒香嘉智[写真=Getty Images]


 パイレーツの筒香嘉智外野手は27日(日本時間28日)、本拠地でのカージナルス戦に「6番・右翼」で2試合ぶりにスタメン出場した。第2打席で三塁打を放つなど、3打数1安打1打点1四球で打率.189。チームは3対4で惜敗した。

 カージナルスの先発はメジャー通算130勝のベテラン左腕ハップ。2回1死一塁での第1打席は遊直に倒れたが、5回無死一塁で迎えた第2打席で打撃の好調ぶりを見せる。初球の外角高め速球を見送って1ボールとなった後の2球目、外角低めへのスライダーをはじき返すと打球は中堅の頭上を越える。筒香は二塁ベースも回って三塁へ滑り込み、微妙なタイミングとなったが判定はセーフ。チャレンジでも判定は覆らず、適時三塁打となった。

 6回2死一、二塁での第3打席は四球。3番手の右腕ガエゴスと対した8回1死一塁での第4打席は一ゴロに倒れてマルチ安打はならなかった。パイレーツは2対4から8回に1点を返したが、同点はならず。筒香も同点、逆転につながる打撃を見せることはできなかった。

 パイレーツ移籍後は代打で4打数3本塁打1二塁打で打率10割という驚異的な成績を残すなど結果を出し、この日はメジャーで初めて守る右翼でスタメン出場。4回の守備ではファウルボールを追ってフェンスを越えるなど気迫溢れるプレーも披露し、攻守に存在感を示した。

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