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12球団後半戦大展望 何かが起こる?何かを起こす!

ヤクルト・高橋奎二 もう“未来のエース”とは言わせない/後半戦は俺たちに任せろ!

 

ここからは残り60試合前後の後半戦での12球団のキーマンを選び紹介していく。
※年齢は満年齢。成績はシーズン前半戦

ヤクルト高橋奎二[写真=川口洋邦]


投手/24歳/4試合登板、2勝0敗、防御率2.66

 プロ6年目の24歳。もう“未来のエース”と呼ばれることに、違和感を覚える年齢だ。春季キャンプ打ち上げ直前の2月26日、楽天との練習試合(浦添)で2回7失点と炎上し、開幕一軍を逃した。ようやくの一軍登板となったのは、6月13日のソフトバンク戦(PayPayドーム)だった。7回途中2失点で今季初白星をつかむと、同24日の広島戦(マツダ広島)も7回途中1失点。見事に試合をつくってみせた。

 好投の陰には、ファームで春をともに過ごしたベテラン・石川雅規の助言もあった。石川は高橋を「チームを背負って立つ投手」だと言う。後半戦は先発ローテーションを守り、チームに勝利をもたらしたい。エース“候補”ではなく、正真正銘、エースにならなければいけない。

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