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12球団後半戦大展望 何かが起こる?何かを起こす!

ロッテ・藤原恭大 スピード&パワーで打線を活発に/後半戦は俺たちに任せろ!

 

ここからは残り60試合前後の後半戦での12球団のキーマンを選び紹介していく。
※年齢は満年齢。成績はシーズン前半戦

ロッテ藤原恭大[写真=大泉謙也]


外野手/21歳/31試合、打率.253、2本塁打、9打点、5盗塁

 悔しさを糧に躍動する。開幕スタメンを果たすも、打撃不振で4月末に二軍落ち。「自分でも、一からつくり直さないとダメと分かるぐらいの状態だった」とウエート・トレーニングで体をつくりつつ、とにかくバットを振り込んだ。7月3日に昇格すると前半戦終了までの9試合で14安打、2本塁打、4盗塁。結果だけでなく体勢を崩されてもバットのヘッドを走らせ逆方向に鋭い打球を飛ばすなど、成長ぶりは一目瞭然だ。

 五輪中断期間も好調を維持――ではなく、さらなる成長へ。7月28日の阪神とのエキシビションマッチ(甲子園)では左腕・伊藤将司のカーブを右翼席に運んだ。「真っすぐを打ちに行く中で、変化球に対応することができた」と、対応力も増している。スピード&パワーを併せ持つ攻撃型二番が、後半戦の打線を活気づける。

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