ここからは残り60試合前後の後半戦での12球団のキーマンを選び紹介していく。 ※年齢は満年齢。成績はシーズン前半戦 内野手/27歳/84試合、打率.254、5本塁打、26打点、1盗塁 投高打低のチームではあるが、前半戦はあまりにも打線が不甲斐なかった。開幕スタメンを飾った選手たちが次々と打撃不振に陥り、深刻な得点力不足に悩まされた。
その中でもクリーンアップに座った高橋周平のスランプが大きく響いた。開幕当初は三番に座っていたが、打線が機能しないこともあって昨年までの五番に復帰。しかし高橋周らしいシュアな打撃は一向に戻らず、チャンスで凡打を繰り返すシーンが定番となった。
「必要以上に考え過ぎてしまっている」として
与田剛監督は前半戦終盤にクリーンアップから外す決断を下したが、チーム一の勝負強さを誇る高橋周のバットなくしてチームの浮上はない。頼れる主将として仲間からの信頼も厚く、チームに与える影響が一番大きな選手。背番号3の復調が後半戦のカギを握る。