ここからは残り60試合前後の後半戦での12球団のキーマンを選び紹介していく。 ※年齢は満年齢。成績はシーズン前半戦 内野手/19歳/5試合、打率.278、0本塁打、1打点、1盗塁 最下位に低迷するチームは、大胆な選手起用を起爆剤に浮上の足掛かりとしていきたい。その期待を一身に集めるのが2年目の森敬斗だ。俊足を生かした遊撃の広い守備範囲を誇り、三遊間最深部からの送球はレーザービーム。
三浦大輔監督が「チームで一番のスピード」と評価する脚力でグラウンドを所狭しと駆け巡る。課題の打撃も速球に振り負けることも少なくなってきた。
前半戦の終盤に「二番・遊撃」のスタメンで起用されるとプロ初盗塁、初打点をマーク。指揮官は「課題も山積みだが、思い切りのよいプレーで良さを発揮してくれている」と語り、後半戦の一軍スタートを示唆する。同ポジションの
大和、
柴田竜拓を抑えて、遊撃に定着すればチームは上昇気流に乗っていける。