パイレーツの筒香嘉智外野手は7日(日本時間8日)、本拠地でのタイガース戦に「2番・一塁」で4試合連続のスタメン出場した。3打数1安打2四球で、レイズ、ドジャース在籍時も含めたシーズン通算打率は.200。チームは3対2で勝利し、2連勝となった。

　タイガースの先発は右腕ペラルタ。初回の第1打席は無死一塁から四球を選び、チャンスを広げて先制点につながる出塁。2回2死一、二塁での第2打席は初球の外角低めスライダーを打ち返すといい角度で打球が上がったが、惜しくもスタンドには届かず中飛に終わった。

　4回2死二、三塁での第3打席は、この日2個目となる四球で出塁。1点ビハインドで迎えた6回2死無走者での第4打席は三塁への内野安打で出塁すると、続く3番レイノルズの二塁打で三塁へ。4番ラモンが四球で満塁となった後、5番ギャメルの2点適時打で筒香が同点のホームを踏んだ。

　8回の第5打席は空振り三振に終わったが、パイレーツ移籍後は打撃好調をキープ。新天地ではこれで52打数15安打7本塁打15打点で打率.288、今季通算でも打率2割台に乗せた。