パイレーツの筒香嘉智外野手は8日(日本時間9日)、本拠地でのタイガース戦に「2番・右翼」で5試合連続のスタメン出場した。第2打席でフェンス直撃の二塁打を放つなど4打数1安打で、レイズ、ドジャース在籍時も含めたシーズン通算打率は.201。チームは1対5で敗れ、連勝は2でストップした。

　タイガースの先発は右腕マニング。初回の第1打席は打ち上げて中飛に終わったが、3回1死無走者での第2打席で打撃の好調ぶりを見せる。1ストライクから2球目の外角チェンジアップに逆らわず打ち返すと、打球はフェンスの最上部に直撃する左二塁打。あとわずかでスタンドインという大きな当たりで、5試合連続安打をマークした。

　3番手の左腕ホランドと対戦した6回の第3打席は左飛。8回1死一塁で迎えた第4打席は、5番手の右腕フルマーの初球の真ん中フォーシームを打って二ゴロ併殺に倒れた。

　惜しくも3試合ぶりの8号本塁打はならなかったが、パイレーツ移籍後はこれで56打数16安打7本塁打15打点で打率.286。この日も長打を放って16安打中12本が長打(二塁打4、三塁打1、本塁打7)となり、新天地での長打率は.768となっている。