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菊池雄星、粘投で5回8奪三振1失点 勝敗はつかず、7戦ぶり白星はならず

 

マリナーズ・菊池雄星


 マリナーズの菊池雄星投手は12日(日本時間13日)、本拠地でのダイヤモンドバックス戦に先発した。5回76球を投げて6安打8奪三振1失点で降板し、勝敗はつかず。試合はマリナーズのリリーフ陣が打たれ、5対4でダイヤモンドバックスが勝利した。

 前回、6日(同7日)のアストロズ戦では1回2/3を投げて6失点(自責点4)と今季最短での降板となった菊池だが、この日は順調な立ち上がりを見せる。初回、1番アーメッドを捕ゴロで打ち取ると、2番マルテをチェンジアップ、3番バーショをフォーシームで空振り三振に仕留める。2回も4番ウォーカー、5番ペラルタと空振り三振で、初回から4者連続三振を奪うなど最高のスタートを見せた。

 だが、3回からは走者を背負う投球が続く。3回は先頭の7番ビアーに中二塁打で出塁されると、9番バンメーターの適時打で先制点を許してしまう。4回、5回も2安打ずつを浴びてピンチをまねいたが、併殺や奪三振で要所を抑え、追加点は許さなかった。試合は5回を終えて1対1の状況で菊池は降板、勝敗はつかず今季7勝8敗で防御率4.23となった。

 菊池は8月3日(同4日)のレイズ戦で今季7勝目を挙げて以来、7試合勝利から遠ざかっている。前回登板では今季最短ノックアウトと不本意な結果に終わっていたが、この日は粘投で5回1失点と次につながる投球を見せた。

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