パイレーツの筒香嘉智外野手は17日(日本時間18日)、敵地でのマーリンズ戦に「2番・右翼」でスタメン出場した。第5打席で幸運な当たりの二塁打を放ち、5打数1安打でレイズ、ドジャース在籍時も含めたシーズン通算打率は.212となった。チームは2対1で勝利している。

　マーリンズの先発は右腕ヘルナンデス。初回の第1打席はフルカウントから外角高め91.3マイル(約146.9キロ)のフォーシームに空振り三振に倒れる。3回先頭での第2打席は左飛、5回1死での第3打席は遊飛に打ち取られ、先発のヘルナンデスに対しては3打席凡退に終わった。

　7回の第4打席は2番手の左腕オカートとの対戦となり、フルカウントから内角のシンカーに空振り三振。前日に続くノーヒットに終わるかと思われたが、9回の第5打席で4番手の右腕トンプソンの内角フォーシームを打ち上げると、打球は三塁と左翼の間に落ちる幸運な安打に。筒香は二塁まで進み、記録は二塁打となった。

　前日は3試合ぶりのノーヒットに終わった筒香だが、この日はラッキーな打球とはいえ2試合ぶりの長打を記録。連続試合出塁記録も11に伸ばし、パイレーツ移籍後の打率は.289となった。