パイレーツの筒香嘉智外野手は21日(日本時間22日)、敵地でのレッズ戦に代打で出場。3点リードの8回に打席に立つと、適時二塁打を放って貴重な追加点を叩き出した。この日は1打数1安打でレイズ、ドジャース在籍時も含めたシーズン通算打率は.228。

「2番・右翼」でスタメン出場した前日のレッズ戦では第1打席で8号本塁打を放つなど4打数2安打2打点と活躍した筒香だが、この日はベンチスタート。試合はパイレーツが3対2とリードして迎えた8回、2点を追加してなおも2死一塁の場面で筒香が代打で登場した。

　対するのはレッズ5番手の右腕ロレンゼン。フルカウントから2球ファウルで粘った後の9球目、内角に入ってきたカッターを打ち返すと右翼線に入る二塁打。2死でフルカウントだったためスタートを切っていた一塁走者が生還し、リードを4点に広げる貴重な適時打となった。

　チームはそのまま6対2で勝利し、代打できっちり仕事をした筒香も勝利に大きく貢献した。パイレーツ移籍後は32試合で打率.314、8本塁打、22打点と好調をキープ。27安打中、長打が16本（二塁打7、三塁打1、本塁打8）で長打率は.698となっている。