レッドソックス・澤村拓一[写真=Getty Images]
レッドソックスの澤村拓一投手は24日(日本時間25日)、本拠地での
ヤンキース戦に3回途中から2番手として登板した。自身メジャー最長となる2回1/3、38球を投げて3安打2奪三振1四球無失点の好投を見せ、防御率は3.16となった。
試合はレッドソックス先発の右腕イオバルディが乱調で、3回途中までで6失点。なおも2死一、二塁という場面で澤村がマウンドに上がった。最初の打者ヒガシオカの内野安打で二塁走者の生還を許したものの、最後は2番リゾを97.2マイル(約156.4キロ)のフォーシームで空振り三振に打ち取って失点を最小限に抑えた。
4回は1死から4番スタントンに左安打を許したが、後続を断って無失点。続く5回も1死から8番ガードナーに左二塁打を許したが、続くヒガシオカを96.3マイル(約155キロ)のフォーシームで空振り三振に打ち取るなど、この回も無失点で切り抜けた。
試合は澤村の好投で落ち着いたが、ヤンキースがリードを守って8対3で勝利した。澤村は今季54試合に登板して5勝1敗10ホールド、51回1/3で60奪三振とイニング数を上回る三振を奪っている。