週刊ベースボールONLINE

MLBニュース2021

大谷翔平、またも4四球で勝負してもらえず 3試合11四球はメジャータイ記録

 

エンゼルス・大谷翔平[写真=Getty Images]


 エンゼルスの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、本拠地でのマリナーズ戦に「2番・指名打者」で出場した。この日も第2打席以降は2つの申告敬遠を含む4打席連続四球で勝負してもらえず、1打数無安打4四球で打率.255。ここ3試合は4つの申告敬遠を含む11四球となり、3試合計11四球は2016年にブライス・ハーパー(当時ナショナルズ)が記録したメジャー記録に並んだ。チームは5対6と惜敗している。

 マリナーズの先発は今季メジャーデビューを果たして6勝を挙げている右腕ギルバート。初回の第1打席は96.6マイル(約155.5キロ)の高めフォーシームに空振り三振。3回の第2打席は2死二塁の場面で迎え、2ボールとなったところで申告敬遠で歩かされた。2死で一塁が空いている状況で想定された事態とはいえ、本拠地からは大きなブーイングが起きた。

 5回2死走者なしでの第3打席も四球、3番手の左腕ミシェビチとの対戦となった7回1死一塁での第4打席も結果的に四球での出塁となった。さらに、5対6と1点ビハインドで迎えた9回の第5打席も、1死走者なしの場面ながら一発を警戒されてこの日2つ目の申告敬遠。ここ3試合は15打席で4つの申告敬遠を含む11四球となった。

 この日は46本で本塁打ランキング首位に立つブルージェイズのゲレーロJr.とロイヤルズのペレスにも本塁打はなく、45本で3位につける大谷との差は1本のまま。シーズンは残り8試合、本塁打王争いの行方は最後まで分からない。

関連情報

みんなのコメント

  • 新着順
  • いいね順

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング