パイレーツの筒香嘉智外野手は1日(日本時間2日)、本拠地でのレッズ戦に「2番・右翼」でスタメン出場した。第4打席に左安打を放つなど、3打数1安打1四球1打点でレイズ、ドジャース在籍時も含めたシーズン通算打率は.220。チームは9対2で勝利した。

　レッズの先発は右腕カスティーヨ。初回無死三塁での第1打席は2ボール1ストライクからの外角チェンジアップを打って遊ゴロとなったが、三塁走者が生還して先制の打点をマークした。3回先頭での第2打席は四球で出塁、5回2死走者なしでの第3打席は見逃し三振に倒れた。

　試合は1対0とパイレーツ1点リードのまま進んだが、レッズも8回に1点を挙げて同点。その裏、筒香は先頭打者として第4打席を迎えると、4番手の右腕ギャレットから左安打を放って出塁。その後、満塁となって三塁まで進むと、相手投手の暴投で筒香が貴重な勝ち越しのホームを踏んだ。

　パイレーツはこの回、1番タッカーの満塁本塁打なども飛び出し、打者一巡の攻撃で一挙8得点。筒香には再び打順が回ってきて第5打席は三飛に終わったが、試合を決める猛攻のきっかけとなる安打でチームの勝利に貢献した。パイレーツ移籍後はこれで打率.275、8本塁打、25打点となっている。