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12球団最新メンバーリスト

楽天・FA大型補強から育成主体の転換期へ【2022最新メンバーリスト】

 

いよいよ2022年がスタート。各チームの補強も最終段階に入ろうとしている。ここでは最新メンバーリストを戦力分析とともにお届けする。
※情報は2022年1月9日現在

日本球界復帰1年目は4勝止まりの田中将。打線の援護が欲しいところだ


[2021年成績]パ3位 66勝62敗15分、打率.243、防御率3.40

 石井一久GMが2018年9月に就任して以来、19年に西武から浅村栄斗、20年にロッテから鈴木大地涌井秀章を獲得。21年1月には、田中将大の8年ぶり古巣復帰を実現させ、次々と「新しい血」を送り込んできた。

「今の流れでいうと、そこ(FA補強)の部分はしなくてよくなったフェーズ(局面)にチームが入ってきた」と説明。中長期的な視点でチームづくりを加速させている。このオフの他球団からの補強はソフトバンクから川島慶三日本ハムから西川遥輝を獲得するにとどまった。

 投手陣では実績ある投手が白星を伸ばせない中、2年目の瀧中瞭太が10勝、新人左腕の早川隆久が9勝と先発ローテの柱となるべく台頭。野手では後半戦に入って山崎剛が躍動し、遊撃のレギュラーに定着しつつある。今後も捕手の太田光や外野手の辰己涼介など、なかなか殻を破れない若手を実戦の中で育成していく。

 また、助っ人野手の存在も欠かせない。マルモレホスは左のスラッガーで、21年に3Aで打率.338、26本塁打、75打点。右の大砲・ギッテンスは同じく3Aで打率.301、14本塁打、44打点。助っ人コンビがチームの命運を握りそうだ。

担当記者のこの男の“ココ”に注目! 西川遥輝


外野手/#30


チームを変える「脚力」

 機動力を生かし切れないチームでは貴重な存在となる。盗塁王4度の経験は俊足選手への大きな刺激となりそうだ。同時に外野のポジション争いも激化することに。この男の加入でチーム力底上げも期待できる。(YO)

東北楽天ゴールデンイーグルス 2022 メンバー表


注釈:〇=新加入、△=移籍、□=復帰、★=21年オフに支配下から育成、■=背番号変更、名前横は背番号。空欄は未定
【監督】
99石井一久

【一軍コーチ】
89真喜志康永、△73立花義家、74渡辺直人、80石井貴、75小山伸一郎、90光山英和、95奈良原浩、△87佐竹学

【二軍監督】
88三木肇

【二軍コーチ】
94垣内哲也、○84雄平、91久保裕也、83永井怜、82星孝典、86塩川達也、76岡田幸文、93後藤武敏、81金森栄治、98今江敏晃、85牧田明久

【投手】
1松井裕樹、11岸孝之、13森原康平、14則本昂大、16涌井秀章、17塩見貴洋、18田中将大、20安樂智大、21早川隆久、23弓削隼人、28酒居知史、29高田孝一、31福井優也、32ブセニッツ、40内間拓馬、41釜田佳直、43宋家豪、○45松井友飛、■46藤平尚真、47藤井聖、○49西垣雅矢、52津留崎大成、53高田萌生、56鈴木翔天、57瀧中瞭太、58辛島航、○59泰勝利、60石橋良太、62西口直人、64福山博之、68寺岡寛治、69内星龍、○71吉川雄大、■79渡邊佑樹

【育成投手】
★001佐藤智輝、★004引地秀一郎、★007福森耀真、016森雄大、017王彦程、○130宮森智志、135清宮虎多朗、138小峯新陸、152石田駿

【捕手】
2太田光、26炭谷銀仁朗、■44田中貴也、○55安田悠馬、65堀内謙伍、70石原彪、78水上桂

【育成捕手】
137江川侑斗

【内野手】
0小深田大翔、3浅村栄斗、5茂木栄五郎、7鈴木大地、△22川島慶三、24黒川史陽、33銀次、34山崎剛、○42ギッテンス、48渡邊佳明、■61横尾俊建、63入江大樹、66村林一輝、■67内田靖人

【育成内野手】
008吉持亮汰、140マーキ、141澤野聖悠

【外野手】
4オコエ瑠偉、△6西川遥輝、8辰己涼介、○9吉野創士、○12マルモレホス、25田中和基、27岡島豪郎、35島内宏明、○36前田銀治、38岩見政暉、50武藤敦貴、51小郷裕哉、54和田恋

【育成外野手】
△122釜元豪、○142柳澤大空、○144大河原翔

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