ウエスタン・リーグで自分のいいボールを求めてやっています。真っすぐが基本になりますから、どんな変化球を身に付けるかも大事ですけど、真っすぐでより勝負できるように取り組んでいます。
どんな真っすぐなのか。理想型を挙げるとしたら、
阪神・
村上頌樹投手はその一人です。まだ投手に転向する前、野手として二軍で対戦したとき、僕は打席に立っていました。ラインが出ていて、スピードガンの表示よりも速く感じました。
ややスライドして左打者に食い込む「真っスラ」でした。自分の真っすぐを求めながら、一軍登板を目指しています。
『週刊ベースボール』2023年7月3日号(6月21日発売)より
写真=BBM