Honda熊本硬式野球部(大津町)は九州第1代表として、8年連続17回目の第94回都市対抗野球大会に出場する。初の黒獅子旗を目指す片山雄貴投手(駒大)がHondaのDNAである「挑戦への原動力」について語った。


「大学卒業後、Honda鈴鹿硬式野球部に2年在籍し、転籍により、2018年からHonda熊本硬式野球部でプレーしています。九州出身なので『空気が合うな』と、すぐに打ち解けることができました。鈴鹿では勝利に貢献できず、こうして熊本できっかけと挑戦の場をいただき、感謝しかありません。職場からは『応援しているよ！』と激励されており、自分たちはプレーで恩返しして、少しでも喜んでもらえるように日々、練習を重ねています。地元・大津町との関わりも深く、仲間意識が強いんです。熊本が東京ドームで明るい話題を提供し、町を盛り上げたいと思います。

　Honda硬式野球部は意識するチームです。今大会、東京ドームでHonda対決が実現すれば、従業員の活性化につながります。お互いプライドを持っていて、特別な一戦になる。今季、熊本はJABA大会で2敗しているので、借りを返せば、喜んでいただける。東京ドームがHondaファンで埋め尽くされる光景を見たいんです。常にHondaの声援だけで盛り上がる場内の雰囲気。想像するだけでワクワクします。一戦必勝ですが、黒獅子旗を手にする決勝まで5試合、フル回転する覚悟です。応援をよろしくお願いします」

PROFILE
かたやま・ゆうき●1993年8月8日生まれ。福岡県出身。179cm76kg。右投右打。福岡工大城東高-駒大(Honda鈴鹿)。入社8年目。