僕には兄がいるのですが、最初は茉央という字を1人目につけたかったらしいんです。でも男の子だったということで一旦断念して「爽(そう)」という名前になりました。僕も男の子でしたが、2人目は茉央にしようと決めていたようです。この茉という字にも「さわやか」という意味が込められているそうで、兄とかかっているんですよ。
女性のイメージがあるので小さいころは病院で「伊藤茉央ちゃん」と呼ばれることが多かったです。僕が行くと「男の子だったんだね」って(笑)。でもすぐに覚えてもらえますし、2文字で呼びやすいですし、男の子だと珍しくて第一印象にも残るので、僕はとても気に入っています。
『週刊ベースボール』2023年9月4日号(8月23日発売)より
写真=BBM