ファームで8勝を挙げて最多勝を獲得することができ、やっぱり、うれしいですね。真っすぐが良くなってきた感覚があって、ストライクゾーンでしっかり勝負できた結果だと思います。ビタビタのコントロールというよりも、思い切ってゾーンに投げ込むことができた1年だったと思います。

　これまではストレートに自信がなくて、打たれるのが嫌で変化球を選択する場面もありましたけど、今年は自信を持って投げることができたのが、自分の成長を感じた部分です。投球フォームもしっくりしてきました。同学年の宮城(宮城大弥)や紅林(紅林弘太郎)が一軍で頑張っている姿を見て、僕もあの舞台で頑張ってみたい気持ちが強くなっています。

『週刊ベースボール』2023年10月30日号(10月18日発売)より

写真=BBM