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第96回選抜高校野球大会

【センバツ第9日の見どころ】ベスト4進出がかかる準々決勝 星稜 - 阿南光など好カードが揃う

 

左から境亮陽[大阪桐蔭]、吉岡暖[阿南光]、颯佐心汰[中央学院]


 18日に開幕した第96回選抜高校野球大会(センバツ)。大会9日目は4試合が行われる予定。

■第1試合 星稜(石川) - 阿南光(徳島)
 星稜は2回戦で3-2の接戦を制して八戸学院光星に勝利。注目は中島幹大。1回戦では途中出場で2安打、2回戦では決勝タイムリーを放った。星稜のベスト4進出の鍵を握る選手だ。

 阿南光は2回戦で熊本国府に3-0の完封勝利。注目はエース・吉岡暖。2回戦は9回無失点14奪三振の快投。星稜打線は強力だが、多彩な変化球を駆使してチームをベスト4へ導く。

■第2試合 健大高崎(群馬) - 山梨学院(山梨)
 健大高崎は2回戦を明豊に4-0の完封勝利で勝ち上がった。ここまで2試合連続、18イニング連続無失点とこの投手力は鉄壁だ。2012年以来のベスト4入りへ準々決勝でも不安はない。

 山梨学院は2回戦で創志学園際に4-0の完封勝利で勝ち上がった。注目は二村仁功。ここまで2試合連続でタイムリーヒットを放つなど打率4割超えと絶好調。2年連続の準決勝へチームを導く。

■第3試合 中央学院(千葉) - 青森山田(青森)
 中央学院は2回戦で宇治山田商の猛追を振り切り7-6で勝利。ここまで2試合連続2ケタ安打、打率3割超えが6人と打線は絶好調だ。青森山田は好投手が揃うが、この勢いで打ち崩していく。

 青森山田は2回戦でタイブレークを制して広陵に劇的サヨナラ勝利。佐藤隆樹は9回に起死回生の3点タイムリースリーベースを放った。リードオフマンとしてチームをベスト4進出へ導く。

■第4試合 大阪桐蔭(大阪) - 報徳学園(兵庫)
 大阪桐蔭は2回戦で神村学園に4-2で勝利。注目は一番・境亮陽。ランニングホームランを含む3安打を放つなど打率はここまで5割を記録。強打の大阪桐蔭打線をけん引し、準決勝進出へ導く。

 報徳学園は2回戦を6-1で常総学院に快勝。12安打のつなぐ野球で得点を重ねた。投手は間木歩、伊藤功真のリレーで1失点。これに今朝丸裕喜を加えた強力投手陣は大阪桐蔭でも簡単には打ち崩せない。

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