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2024プロ野球シーズン大展望

武内夏暉、岩井俊介、椋木蓮…各チームの新人王候補は【パ・リーグ編】

 

ペナントレースと同じく熱い戦いが予想されるのが新人王争い。そこで各球団の候補選手をピックアップする。今回取り上げる以外にも資格を有するすべての選手が目指す称号。成績、印象、貢献で抜け出すのは果たして!?
※掲載順は担当選

新人王資格
◎海外のプロ野球リーグへの参加経験がない
◎支配下選手に初めて登録されてから5年以内
◎投手として前年までの一軍での登板通算30イニング以内
◎打者として前年までの一軍での打席数が通算60打席以内

西武・武内夏暉 ストライク先行で勝てる投球


武内夏暉[投手/1年目]


 左右関係なく直球、変化球で両コーナーを突き、低めにボールを集める。ストライク先行の投球で大崩れしない。2ケタ勝利は期待できる。

ソフトバンク・岩井俊介 投げ続け、抑え続ける


岩井俊介[投手/1年目]


 MLB級の回転数を誇る直球に「すべて得意」な変化球で、打者を手玉に。リリーフ起用ゆえに登板数とホールド数がカギ。リーグ上位入りは必須だ。

オリックス・椋木蓮 復活を遂げる22年ドライチ右腕


椋木蓮[投手/3年目]


 3月にトミー・ジョン手術から支配下復帰。一昨年に9回二死まで無安打投球と能力は証明済み。先発ローテ入りし、白星を重ねてチャンスをつかむ。

ロッテ・中森俊介 ローテ定着で2ケタ勝利へ


中森俊介[投手/4年目]


 昨年はリリーフで一軍初登板も、今季は先発ローテ定着に挑戦している。結果を積み上げて2ケタ勝利なら、4年目での獲得も視野に入る。

楽天・松田啄磨 5位入団のダークホース


松田啄磨[投手/1年目]


 大きな弧を描くカーブを武器に救援でフル回転なるか。50試合登板、防御率2点台、そしてチームが頂点に立てば5位入団の右腕が戴冠も。

日本ハム・進藤勇也 指揮官もうなる肩とリード


進藤勇也[捕手/1年目]


 評判どおりの超強肩と新庄剛志監督もうなるリードで正捕手争いを活性化させている。レギュラー奪取となれば大きな勲章が見えてくる。

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