代走、守備に関しては慣れているので、緊迫した場面で「行くぞ!」となっても、僕はそこまで緊張しないです。でも、スタメンで1打席目を迎えるときは違う。スタメンだから3打席あるかなとか考えず、常に1打席1打席。思い詰めるのは良くないけど、何も思わなくなったら、それもダメかなと思う。その緊張感は失わないようにしたいです。
トレーニングするにしてもプレーするにしても、昔から計画性、順序立てを考えてやるようにしています。それは途中出場でもスタメンでも同じ。やっぱり何事も「準備」。しっかり準備した上で頭の中を整理して、これからもいい緊張感で目の前の1打席1打席に向かっていきたいと思います。
『週刊ベースボール』2025年7月7日号(2025年6月25日発売)より
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