いよいよ始まる2026シーズン。ペナントレースの行方とともに新しいスター選手の出現に注目が集まる。ここでは各球団担当が厳選したブレーク候補を紹介。次代の日本野球界を担う選手たちの活躍を見逃すな! ※ポジションは(先)=先発、(中)=中継ぎ、(抑)=抑え、(捕)=捕手、(一)=一塁、(二)=二塁、(三)=三塁、(遊)=遊撃、(外)=外野
※年齢は2026年末時点の満年齢 ソフトバンク・木村光(中) 救援の救世主となるか
入団4年目の右腕。最速154キロをマークした伸びのある真っすぐを武器に三振を奪う。昨季はプロ入り初セーブをマークし、ポストシーズンでも3試合に救援で登板。今春のオープン戦では、複数イニングやイニング途中などから7試合でマウンドに上がり、防御率0.00と結果を残している。昨季、主に勝ちパターンとして7回を任されていた
藤井皓哉が手術で今季絶望の中、救援陣の中で存在感を見せている。通算投球回は23.2、新人王を目指し、腕を振る。
PROFILE きむら・ひかる●2000年7月2日生まれ。奈良県出身。173cm77kg。右投左打。[甲]奈良大付高-佛教大-ソフトバンク23育[3]、23途。
日本ハム・畔柳亨丞(中/抑) ブルペンを支える存在に
150キロ超の直球と、左打者の内角に食い込むカットボールが武器の右腕。昨季はシーズン終盤の9月13日に一軍昇格し、中継ぎとして登板した5試合で自責点1と安定感の高さを見せ、クライマックスシリーズ(CS)のメンバー入りを果たした。CSではファイナル第4戦に登板し、ソフトバンク打線を三者凡退に抑えて試合を締め、飛躍のきっかけをつかんだ。さらに、右打者へ対応すべく新たに
シュートを習得するなど、アップデートを続けている。
PROFILE くろやなぎ・きょうすけ●2003年5月3日生まれ。愛知県出身。178cm92kg。右投右打。[甲]中京大中京高-日本ハム22[5]。
オリックス・東松快征(中/先) リリーフ適性もある3年目左腕
高卒2年目の昨季は初先発も経験し一軍で7試合に登板した。オフはプエルトリコのウインター・リーグに参加してパワーアップすると、侍ジャパンの壮行試合・
中日戦(バンテ
リン)でサポートメンバーに選出され2回無失点の好投。オープン戦でもリリーフで登板し存在感を示している。長いイニングを投げられるだけに、左腕が手薄なブルペンを支える
ロングリリーフとして幅広い起用も可能。最速153キロの直球を決め球に真っ向勝負を挑むサウスポーだ。
PROFILE とうまつ・かいせい●2005年4月29日生まれ。愛知県出身。179cm86kg。左投左打。享栄高-オリックス24[3]。
楽天・吉野創士(外) 5年目で迎える開花の時
2022年のドライチが開花の兆しを見せている。25年に背番号が「9」から「78」となり、その悔しさと危機感が成長のきっかけとなった。目のトレーニングなどを取り入れたことで守備力の安定感が増し、打撃でも開幕から二軍でヒットを量産。終盤には一軍初出場を果たし初安打と初打点もマークすると、今季は一軍春季キャンプを完走した。大卒ルーキーと同世代の高卒5年目だけあって、今季に懸ける思いは強い。“一軍での結果”にこだわる。
PROFILE よしの・そうし●2003年10月27日生まれ。千葉県出身。186cm78kg。右投右打。昌平高-楽天22[1]。
西武・篠原響(中) “侍”にも抜てきされた右腕
高卒1年目の昨季、一軍で2試合先発を経験し、二軍では8勝をマーク。2月の侍ジャパン強化試合のサポートメンバーにも抜てきされた。今季はリリーフで起用されるがオープン戦で好投。5試合に登板して防御率1.50、「三振を取ることが一番」と語るとおり奪三振率は9.00を誇る。平均球速が150キロを超える直球にスライダーやシンカーを進化させたキックチェンジなど変化球のキレも抜群。開幕後も重要な局面でマウンドに上がりそうだ。
PROFILE しのはら・ひびき●2006年9月20日生まれ。愛知県出身。178cm81kg。右投右打。福井工大福井高-西武25[5]。
ロッテ・宮崎竜成(二/三) 輝く「幕張りゅうせい群」
激しいポジション争いが続くロッテの内野だが、
小川龍成が遊撃に定着すれば宮崎竜成が二塁のレギュラー候補に浮上する。課題とされてきた速球への対応力向上をテーマに春季キャンプから徹底してバットを振り込んだ。実戦で着実に成果を示しつつある
今季は、昨年以上の成績を残す可能性が高い。さらに
寺地隆成の三塁起用も現実味を帯びており、二塁・三塁・遊撃に「りゅうせい」が並ぶ“幕張りゅうせい群”の実現にも期待がかかる。
PROFILE みやざき・りゅうせい●2000年12月9日生まれ。徳島県出身。173cm90kg。右投左打。[甲]創志学園高-立命大-ヤマハ-ロッテ25[2]。