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2026プロ野球開幕

【12球団担当セレクト】2026パ・リーグ優勝のキーマン|期待度MAXの男たち

 

3月27日、2026シーズンのプロ野球ペナントレースがついに開幕。約半年に及ぶ熱戦の日々が続いていくが、各球団で今季の命運を握る選手は誰か。チームが優勝するために活躍しなければいけない選手を開幕シリーズから12球団担当がピックアップ。期待度MAXの男たちは、誰だ――。
写真=BBM

ロッテ・毛利海大 結果で証明した真の実力



 オープン戦では防御率5.40と圧倒的な成績を残したわけではない。だが、ほかの開幕投手候補が不調だったり、負傷をしたり、WBC帰りだったりした影響で大役がルーキーに。そう思われていた毛利海大は真の実力を結果で証明した。ZOZOマリン西武相手に5回4安打無失点で、開幕戦初先発勝利。同時に、昨年最下位からのチーム再建に挑むサブロー新監督にとっても公式戦初勝利になった。「自分の力を信じて投げていけば、おのずと結果もついてくるかなと思っています」(毛利)。新しい戦力が昨年と違う戦いをする。そんな意思表示のような1勝だった。

PROFILE
もうり・かいと●2003年9月14日生まれ。福岡県出身。177cm77kg。左投左打。[甲]福岡大大濠高-明大-ロッテ25[2]。

ソフトバンク・松本晴 目指すは自身初の2ケタ勝利



 やられたら、その借りを返す。3月28日の開幕2戦目、日本ハム戦(みずほPayPay)の先発のマウンドに上がったのは松本晴。2回に野村佑希、4回にカストロにソロを浴びるなど苦しいピッチングが続いた。だが、5回に味方が逆転した直後の回では野村、カストロを空振り三振に仕留めるなど3者連続三振。「去年は2巡目、3巡目になっていくにつれて、三振が奪えないことが課題だった。まだまだ課題はあるので、この1年間投げるために考えていきたい」。初の開幕先発ローテーション入りした左腕は、初の2ケタ勝利を目指し腕を振り続け、リーグ3連覇に貢献する。

PROFILE
まつもと・はる●2001年2月24日生まれ。大阪府出身。181cm90kg。左投左打。樟南高-亜大-ソフトバンク23[5]。

オリックス・太田椋 追い込まれてからが真骨頂



 楽天との開幕カード(京セラドーム)は三番、五番、四番とクリーンアップに座り8打数3安打、打率.375、5四球を選んで出塁率.615と打線の起爆剤となった。初戦こそボールの見極めに迷いが見えたものの、第2戦の3回、太田らしい右方向への二塁打を放つと、そこからチームも自身も波に乗った。太田の長打を突破口に中川圭太の2ランで待望の今季チーム初得点。「開幕戦はヒットを欲しがって振り過ぎていたが、追い込まれた中でしっかりコンタクトすることができた」と本来の打撃を取り戻した。チャンスメーカーにもポイントゲッターにもなれる若き主軸のバットがV奪還のカギを握る。

PROFILE
おおた・りょう●2001年2月14日生まれ。大阪府出身。181cm84kg。右投右打。[甲]天理高-オリックス19[1]。

楽天・中島大輔 三拍子そろった新スター候補


楽天・中島大輔[外野手]


 レギュラー争いを制し、チームをけん引する存在へ。コンスタントにヒットを生み出す打撃に広い守備範囲と正確な送球、昨季22盗塁の俊足に加え隙のない走塁と、すべてがハイレベル。しかし辰己涼介小郷裕哉、さらには新助っ人のマッカスカーに現役ドラフトで加入の佐藤直樹ら、外野のレギュラー争いは熾烈だ。それでも3年目の今季、オリックス戦(京セラドーム)に七番・右翼で自身初の開幕スタメンで出場すると7回にはヒットもマーク。「去年の自分を超える1年にしたい」と意気込むスピードスターが攻守走のすべてを生かしてレギュラー定着、そしてチームの顔へと駆け上がる。

PROFILE
なかしま・だいすけ●2001年6月4日生まれ。和歌山県出身。180cm78kg。右投左打。[甲]龍谷大平安高-青学大-楽天24[6]。

西武・小島大河 チーム浮上への起爆剤


西武・小島大河[捕手]


 2006年の炭谷銀仁朗以来、球団20年ぶりの新人開幕スタメンマスクを託されたことからも期待の大きさがうかがえる。ZOZOマリンでのロッテとの一戦に九番・捕手で出場。3回には明大同期の毛利海大から左前にプロ初安打を放ち、守っては先発の渡邉勇太朗から7回2失点と合格点の投球を引き出した。0対2と負けたが「この1試合をいい経験にして、これから頑張っていきたい」。主砲のネビンをケガで欠き、得点力不足が解消されないが、強打の捕手の潜在能力は頼もしい。開幕3戦目は平良海馬とバッテリーを組み、完封で今季チーム初勝利。チームの浮上へ、起爆剤として背番号10の攻守両面での活躍が必須だ。

PROFILE
こじま・たいが●2003年10月27日生まれ。神奈川県出身。178cm83kg。右投左打。[甲]東海大相模高-明大-西武26[1]。

日本ハム・達孝太 悔しい投球も次戦の糧へ


日本ハム・達孝太[投手]


 悲願の優勝へカギを握る存在だ。プロ4年目の昨季、8勝を挙げブレーク。今季も春季キャンプからの実戦6試合、21回2/3を無失点と絶好調で先発の柱に挙げられる存在となった。新庄剛志監督も「毎回ですが言うことなし」と大絶賛し、期待を一身に背負い3月28日、ソフトバンク戦(みずほPayPay)のマウンドへ。だが4回まで無失点に抑えるも、5回に一挙5点を失い逆転を許して降板。「オープン戦で点を取られていなかった中で、一番恐れていたことが起きてしまった」。ただ、右腕には悔しさをプラスに変える力がある。課題を修正し、次戦以降はより強くなっているはずだ。

PROFILE
たつ・こうた●2004年3月27日生まれ。大阪府出身。194cm101kg。右投右打。[甲]天理高-日本ハム22[1]。

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