週刊ベースボールONLINE

“一打無敵”のご意見番が球界を斬る 張本勲の喝!!

張本勲コラム「夏を制するチームがペナントを制する。実績のあるベテラン選手の引き際は本人も球団もしっかりと考えるべきだ」

 

1959年にプロ入りし、81年で引退した筆者。23年間の現役生活だった。写真は引退会見[写真=BBM]


プロとは何か?


 7月末日でトレード期限が終了し、どの球団も現有戦力で残りの試合を戦っていくことになる。ペナントレースはここからが本番だ。「夏場を制するチームがペナントレースを制する」と言われるように、この8月の暑さに“夏バテ”してしまうようなチームに優勝のチャンスはない。さらに勝負の9月へとつなげるためにも、最終コーナーの手前で脱落していかないことだ。

 もっとも、それは今のパ・リーグにのみ言えることかもしれない。セ・リーグはヤクルトが独走状態。もちろんヤクルトも“夏バテ”してしまうようなら危険だが、それでも残り試合を考えれば逃げ切る可能性は高い。ヤクルトが大型連敗、追い掛けるチームが大型連勝しない限り、なかなか逆転は難しそうだ。しかしあきらめてしまっては、そこで終わってしまう。他球団は少しでもヤクルトを追い詰め、奇跡を信じて戦ってもらいたい。

 さて、ペナントレースが終盤に入っていく一方で、選手たちの去就も気になり始めるころだ・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

“一打無敵”のご意見番が球界を斬る 張本勲の喝!!

“一打無敵”のご意見番が球界を斬る 張本勲の喝!!

球界きってのご意見番として活躍する野球評論家の張本勲氏が週刊ベースボールで忖度なしの喝を発信。球界の未来を考えた提言を展開する。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング