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石田雄太の閃球眼

石田雄太コラム「どの道のプロにもなれる。若き野球好きの強い想い」

 

野球をやめ、新たな道に進むことになった小原大樹[写真は慶大時代]


 最近、ある人にこう訊かれた。「なぜ野球が好きなのか」と――そんなふうに真っすぐ訊かれたら、いったい何と答えればいいのだろうと戸惑ってしまった。

 思えば小学生のときに野球に魅せられたのは、プロ野球選手が着るユニフォームのカッコよさ、美しさに憧れたのがきっかけだった気がする。12球団のカラフルなユニフォームと、それを身に纏って躍動する選手たち。独特の空気を醸し出す球場と、ユニフォームを照らす陽光やカクテル光線。とりわけ長嶋茂雄が現役を引退した1974年から王貞治が756号のホームランを打った1977年までは個人的に小学4年から中学1年にあたり、子ども心に野球好きの根っこを張り巡らせた大切な4年間だったように思う。

 その間に目にした卵色や赤白青、みかんとお茶の色のユニフォームには今もときめいてしまうし、観戦したプロ野球の試合の入場券はすべてアルバムに貼ってある。読んだ野球マンガの台詞は一言一句、覚えているし、スポーツ新聞を切り抜いたスクラップブックは宝物だ。そういう昭和のプロ野球を取り巻くさまざまな風情に惚れてしまったのだろう。プレーしようと思ったことはないし、ゲームそのものの醍醐味を楽しめるようになったのは仕事で野球を観るようになってからのことだ。

 そんな野球好きは、大人になってプロ野球と接点を持つ仕事がしたいと考えた。以前にもここで綴ったが、就職活動に際して・・・

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