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石田雄太の閃球眼

石田雄太コラム「歴史を塗り替えた雄平の『二刀流』」

 

投手をしていたころの雄平。打者転向後は努力でのし上がった


 スワローズが2015年以来のリーグ優勝を視野に入れつつ最終コーナーを回った。6年も経(た)てばチームの顔ぶれはずいぶん変わるものだが、それでも6年前も石川雅規小川泰弘が先発ローテーションを支え、山田哲人が打線のど真ん中にいて、中村悠平がホームベースを死守していた。高津臣吾監督もピッチングコーチとしてベンチにいたし、もし今年の優勝を成し遂げたら前年最下位からのリーグ優勝だったというところも2015年のシーズンと重なる。

 思えば6年前、神宮球場に歓喜の瞬間をもたらしたのは背番号41、雄平がライト線へ弾き返したサヨナラヒットだった。その雄平がプロ19年目となる今シーズン限りでの現役引退を発表した。引退を発表した時点で一軍での出場はなく、二軍で63試合に出場して163打席に立ち、打率は.215、ホームラン4本。37歳になった雄平はドミンゴ・サンタナ山崎晃大朗坂口智隆らを加えたライトのポジション争いに割って入ることができなかった。

 今年の7月、イースタンの試合で雄平を見た。ファームの三番を打っていたそのとき、打率は1割台と結果が伴っていたわけではなかったのだが、印象に残っているのは・・・

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