7月11日時点で、中断までに各球団2〜3試合を残した状況とはなりますが、セ・パ上位陣の前半戦を振り返りつつ、後半戦へのポイントを探ってみたいと思います。
まずセ・リーグですが、首位・
阪神と2位・
巨人との前半戦最後の3連戦(7月9〜11日、甲子園)を巨人が2勝1敗で終え、1.5ゲーム差としました。球宴までに首位が交代している可能性も十分に考えられます。阪神の立場に立って考えると、ライバルである巨人にケガ人が相次ぎ、新型コロナウイルスの感染者も出るなど、なかなかベストなメンバーが組めない中、最大で8ゲーム差をつけました。そのままの差を保って、前半戦を終えたかった、というのが正直なところでしょう。選手個々人の好不調は別にして、大きなケガ人が出たわけでもなく、巨人と比較すれば、投打に戦力が整った状態で戦えたわけですからね。
とはいえ、私の経験上、長いシーズンを戦っていれば、引き離しても一度は追いつかれることはあるものです。そこで追い越されなければいいだけ。2位のチームにとっては・・・
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