歴代の名選手たちを連続写真とともに紹介する企画。今回は1990年近鉄に入団し独特のトルネード投法で活躍した野茂英雄だ。新人ながら先発のタイトルを総なめにした。 唯一無二のフォーム
まさに孤高の男だ。決して媚(こ)びず、妥協しない。野球人生を通じ、愚直なまでに信念を貫いた男でもある。
高校時代はほぼ無名ながら社会人・新日鐵堺で頭角を現し、1988年のソウル五輪でも活躍。ドラフトでは史上最多8球団が1位で競合した。150キロを超えるストレートと落差の大きなフォークボールへの評価は高かった一方で、「あのフォームで、プロで通用するのか」という解説者も少なくなかった。
体をひねり・・・
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