歴代の名選手たちを連続写真とともに紹介する企画。今回は1988年「10.19」の屈辱をバネに89年に優勝を飾った近鉄のエース・阿波野秀幸の登場だ。 右足の使い方に特徴
1987年、近鉄に入団し、同学年だった
日本ハム・
西崎幸広と球史に残る激しい新人王争いを演じたサウスポー。球種は主に切れのいい真っすぐ、スライダー、スクリュー(シンカー)。左打者は外角低めへのスライダー、右打者へは同じく外角低めへのスクリューが決め球だった。
同年、最終的には西崎と同じ15勝ながら奪三振(リーグ最多の201)、防御率、完投数などで上回ったことが評価され、新人王に。ともに甘いマスクで女性人気が高く、“トレンディー・エース”とも言われた(当時、テレビでちょっとオシャレな恋愛ドラマをトレンディー・ドラマと呼んでいたこともある)。
2年目の88年も14勝を挙げて・・・
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