歴代の名選手たちを連続写真とともに紹介する企画。今回は上背に恵まれない中、創意工夫と努力でエース格となった桑田真澄の登場だ。 理想となる美しいフォーム
PL学園高1年時、同じく1年生で四番の
清原和博(のち
西武ほか)とともにエースとして夏の甲子園に出場し、全国制覇。2人は「KKコンビ」と呼ばれ、一世を風靡した。1985年秋のドラフト会議で1位指名され、
巨人入団。2年目の87年から頭角を現し、いきなり最優秀防御率となっている。
入団当時、桑田の球種は真っすぐとカーブのみ。カーブはブレーキの利いた縦のドロップ系だった。決して不器用なタイプではなく、明確な目的意識からだ。より高い境地を目指し、スライダー、スプリットと一つひとつ納得しつつ球種を増やし、ストレートも体を鍛えながら、少しずつ球速を上げていった。
その桑田の大きな挫折が・・・
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