歴代の名選手たちを連続写真とともに紹介する企画。今回は広島、阪神で活躍し、連続試合フルイニング出場の世界記録も持つ、“世界の鉄人”金本知憲の登場だ。

力強く安定したフォーム

　1992年の広島入団時は体も細く、ドラフト4位指名と大きな期待をかけられたわけではなかったが、人一倍の猛練習で鍛え上げ、94年後半から外野手として頭角を現す。当時は俊足の中距離ヒッターの印象が強く、2000年にはトリプルスリーも達成している。

　03年FAで阪神に移籍後は持ち前の勝負強さとともに、広い甲子園を本拠地にしながら、年々長打力も向上していく。04年に113打点で打点王を獲得。打率.325、40本塁打、125打点をマークした05年にはMVPにも輝いている。

　連続試合フルイニング出場1492試合の世界記録も持ち・・・