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日本ハム・万波中正インタビュー がむしゃらに食らいつけ。 「今年は打席の中で落ち着いているのかなと感じています」

 

体につまったパワーはチームでも屈指。大型スラッガーとしてファイターズの未来を明るく照らす存在だ。3年目の今季は、自己最多の一軍出場を果たすも、8月中旬に登録を抹消された。現在はファームで必死に技術を磨きながら、一軍昇格のときを待つ。
取材・構成=滝川和臣 写真=高原由佳、榎本郁也、井田新輔、BBM

プロ3年目で最多38試合に出場するが、本人に満足感はない


3年目の確かな成長


 ルーキーイヤーにファームで14本塁打を放ち期待された2年目の昨季は、打撃で不振を極め、一軍昇格を果たせなかった。屈辱をバネに挑んだプロ3年目となる今季は、イースタン・リーグでアーチを量産。すぐさま2年ぶりの一軍昇格を命じられると、プロ初ヒットを実現させた。今は再びファームで調整を重ねるが、最後まで死力を尽くして戦い続けるファイターズの起爆剤として、再昇格の可能性は十分にある。

──今季、一軍で初ヒット、初ホームランも経験し、実りあるシーズンを送っているようです。

万波 はい。でも入団するときは、3年目までには一軍でプレーしたい、ヒットを打ちたいと思っていたので、自分のイメージどおりというか、早くもなく遅くもなくという感じです。他球団も含めれば、同じ高卒3年目にはもっと一軍でプレーをしている選手もいますし、まだまだ自分は遅れをとっていると感じています。それが素直な気持ちですね。

──プロ初ヒットは4月10日のオリックス戦(京セラドーム)、5回表に山崎福也投手から右越二塁打を放ちました。

万波 打ったのはカーブ。忘れられない1本となりましたね。本当の意味でプロでのスタートを切ったような気分でした。チャンスをもらいながら、ヒットが出なかったので焦りというか「1本ほしい」という気持ちはありました。それは今でも同じですけど。

──初ホームランは交流戦。6月13日のDeNA戦(札幌ドーム)でした。

万波 好投手の今永(今永昇太)投手からでしたし、うれしかったです(2回裏、左中間にソロ)。カットボールでしたが、打った瞬間に手応え十分。甘いボールがきたら積極的に振っていこうと思っていた中で、いい形でとらえることができました。

──ホームランボールは?

万波 受け取りました。今どこにあるんだろう? 僕、あまり物に執着がないので、どっかにあると思いますが。野球バックに入れて、そのまま出した記憶がないので……。

──記念ボールなどを飾っておくタイプではない。

万波 昔から優勝メダルとかもそんな感じでした(苦笑)。

──ファームでも60試合で打率.284、16本塁打と成長の跡が感じられます。打撃が向上した要因を自己分析すると。

万波 一つは・・・

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