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吹けよ新風!2022への希望

DeNA・櫻井周斗 ポジションを選ばない強気な左腕「1つのアウトを取る難しさ、3アウト目をしっかり取る重要性を実感」

 

各球団の2022年に飛躍が期待されるホープに聞くインタビュー連載。第3回は、来季5年目を迎えるベイスターズの左腕をピックアップする。先発、リリーフとあらゆるポジションを経験する中で、ようやく自分のスタイルを確立しつつある。DeNA投手陣の底上げには欠かせない22歳だ。
取材・構成=滝川和臣 写真=宮原和也、小山真司、佐藤真一

入団時はひ弱な印象も、徐々にたくましさを増してきた。来季は勝ちパターン入りを期す


先発でも、リリーフでもいい場面で投げたい


 救援防御率3.89と6球団ワーストのDeNAリリーフ陣の中で、来シーズンにつながる働きを見せたのが4年目の櫻井周斗。躍動感あふれるフォームから力のあるボールを投げ込むサウスポーだ。小さくまとまらず、荒々しいほどの投げっぷりが魅力の一つではあるが、昨年はいかんせん制球力が悪過ぎた。ファームでコントロールが定まらずに0勝2敗、防御率6.52。一軍登板はわずか3試合に終わった。しかし今シーズンは一転、制球力が向上したことでリリーフでの信頼度が増し、さらに新しく使い始めた変化球が活路を開いた。

──プロ4年目の今季、自己最多30試合に登板して防御率3.07。何かしらの手応えがあったのではないですか。

櫻井 リリーフでイニングをまたいで投げる機会もあったので、いい経験が積めました。来年に向けてもそうですけど、引き続き、いい場面で投げさせてもらえるように頑張りたいですね。

──これまで先発、リリーフといろいろな場所で投げていますが、櫻井投手自身はどこで投げたいと考えていますか。

櫻井 これからもリリーフでの起用が主になると思いますが、自分の中ではどちらもできるようにとは考えています。先発もやりたい気持ちもありますし、リリーフでもしっかり投げたい。どちらで起用されても期待に応えたいです。

──ファームでは先発で2試合に投げています。

櫻井 そうですね。とはいえ、チームからはリリーフとして見られる部分が多いと思います。起用に関しては納得の上で投げているので、自分の投手としてのレベルが上がった結果、先発もできたらいいなと考えています。そうした中でも、今年は中継ぎで難しさも経験することができました。あと1つのアウトを取る難しさだったり、3アウト目をしっかり取る重要性を実感しました。そのような投手になれるようにしたいですね。

──将来的にはどのようなポジションで投げていきたいのですか。

櫻井 もちろん先発ならローテーションですし、中継ぎなら勝ちパターンで投げることが自分の価値を高める。ここで投げたいと言い切るのは難しいですけど、投手としての価値を高めた結果、チームの勝利に貢献することですね。今は中継ぎで投げているので、勝ちパターンに入って、競った試合でしっかりと投げることが理想です。

──被打率は右打者.271、左打者.210と、左にはサウスポーの強みを発揮しています。

櫻井 左打者に対しては自分の武器を生かすことができていると思いますが、その分・・・

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