イラスト=イワヰマサタカ
高校野球と言えば白いスパイク
シューズ。2021年はそんなイメージが完全に定着した年となった。8月9日に始まった第103回全国高校野球選手権大会。大会初日に従来の黒いスパイクシューズを履いていたのは、登場6チーム中ゼロ。すべてが白だった。高野連が熱中症対策として白いスパイクシューズの使用を認めたのは20年の3月。黒に比べて白は、内側、表面温度ともに最大約10度は低くなることなどが理由だ。日本の夏は暑い。すでに20年の甲子園交流試合から白は圧倒的多数派になっていて、この時点で黒使用は32チーム中18校。そして今年、黒はさらに減少した。
私がこれまで野球のスパイクシューズに抱いていたイメージは紳士靴に近かった。黒あるいは茶色が普通で・・・
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