イラスト=イワヰマサタカ
今回は
千葉ロッテマリーンズの前身である東京オリオンズが1968年に使用していたグラウンドコートを紹介したいと思う。当時の監督は
濃人渉。前年に成績不振で
戸倉勝城監督が解任され、ヘッドコーチから昇格している。68年と、チーム名がロッテオリオンズに変わった69年でAクラスの3位を確保して、70年に10年ぶりのリーグ優勝に導いている。このグラウンドコートが使用された68年は、先日、亡くなった
村田兆治さんがデビューした年でプロ野球選手として初めて袖を通したグラウンドコートでもある。
袖と胸から上は紺で、下は赤のツートン。襟と袖口は紺、白、赤のリブ編み。しかし裾にリブ編みはなくストレートになっている。
胸には桃太郎のペットマークがついていた。このマークの採用は・・・
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