イラスト=イワヰマサタカ
プロ野球をデザインの視点から見るときに、重要な位置を占めているのが1979年の
西武ライオンズだ。前年78年の10月12日に九州福岡のクラウンライター・ライオンズ(福岡野球株式会社)からの経営権移譲が正式承認されると、広告代理店のライトパブリシティに仕事を依頼。「男は黙ってサッポロビール」をはじめ数多くの傑作広告を世に出してきたアートディレクター・細谷巌を中心に作業が始まった。一流デザイナーが再出発する球団をトータルでデザインすることになる。
それ以前も南海ホークスの鷹のマークをデザインした今竹七郎や、近鉄バファローズの猛牛マークを描いた岡本太郎など、外部の一流のデザイナーや芸術家がプロ野球球団の意匠に関わることはあったが・・・
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