イラスト=イワヰマサタカ
中東とインド、パキスタンの南アジアを勢力圏とするプロ野球リーグができるという話には、ちょっと驚いた。この話を聞く前、サッカーのスーパースター、クリスティアーノ・ロナウドがサウジアラビアのアル・ナスルFCに、ヴィッセル神戸にいたアンドレス・イニエスタのアラブ首長国連邦(UAE)エミレーツ・クラブへの移籍などが話題になって、「サッカーの勢力図も変わっていくのかな」などと思っていたら、どうやら野球も他人ごとではなさそうな気配になってきた。
ベースボール・ユナイテッドという団体が運営するリーグで、インドのムンバイ・コブラス、パキスタンのカラチ・モナークス、UAEのドバイ・ウルブズとアブダビ・ファルコンズの4チームでまずは発足。時期をみてサウジアラビアなど周辺国に参加チームを拡大し、8球団制にもっていく予定だという。
リーグの出資者や支援者にはバリー・ラーキン、マリアノ・リベラ、エイドリアン・ベルトレら、多数の元メジャー・リーガーが名を連ねる。10月には各チームのロゴマークやユニフォームのデザインが発表され、全世界の選手を対象にしたドラフトも行われた。元
DeNAの
平田真吾や、元
日本ハムの
レアード、元
阪神のマルテなどが指名され、日本でも一部で話題になっていた。
そして11月24、25日の2日間の日程で・・・
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