週刊ベースボールONLINE

綱島理友のサブカルノート

ベースボール百科「ユニフォームの袖に見る日本企業の栄枯盛衰史」

 

イラスト=イワヰマサタカ


 テレビのMLB中継で、一緒に観ている家族や友人から「あれは何のマーク?」と質問されることが多い。メジャー・リーグのユニフォームには喪章や記念パッチがいろいろついていて、昨シーズンからは、さらに広告が許されるようになったので、この手の質問が増えた。

 そして現在、皆さんがいちばん目にしているのが、今シーズンからロサンゼルス・ドジャースの袖に装着された「G」のダイヤモンド型のパッチではないかと思う。

 これはドジャースのオーナー企業、投資会社グッゲンハイム・パートナーズのマークだ。実はドジャースは運営の失敗から2011年6月に一度破産している。で、翌12年に買収したのがこの投資会社で、プロ・バスケットボールNBAの元スター選手、マジック・ジョンソンが出資者に名を連ねていて、当時話題となった。ジョンソンはロサンゼルス・レイカーズで現役だった1991年にエイズ感染を告白して現役を引退したが・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

綱島理友のサブカルノート

綱島理友のサブカルノート

プロ野球意匠学研究家・綱島理友氏によるユニフォーム解説をチェック。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング