
今季好調の山崎伊には完投を含め、さらに長いイニングを投げることが求められる
今季の
巨人は開幕から36試合を消化した時点で、先発投手の完投数がゼロである。
開幕から3試合連続KOを喫して二軍落ちした
戸郷翔征が、5月5日の
阪神戦(東京ドーム)で、24日ぶりに一軍の先発マウンドに戻ってきた。残念ながら6回5安打、3失点で敗戦投手になったが、確かに開幕時の突っ立ったままの手投げ状態は改善されていた。しかし、昨季までと比べたら、体全体のパワーと打者へ向かっていく気迫が感じられない。しかも逆球が多いことも気になる。
開幕から2度も体調不良を訴えて先発登板を回避した
フォスター・グリフィンは、今季初先発した5月4日の
DeNA戦(横浜)で6回2安打、無失点。ようやく今季初勝利を挙げた。今季こそグリフィンは2ケタ勝利を達成できそうだ。昨季までは変化球を投げるときに腕が緩むという悪癖があった。だから球種を見破られてしまっていたが、今季は欠点を修正することによって大きく変貌を遂げようとしている。残された課題は、発熱などによって先発を2度も回避したような自己管理の甘さである。
菅野智之(現オリオールズ)が・・・
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