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堀内恒夫の悪太郎の一刀両断!

堀内恒夫コラム 第36回「勝率5割以下ならCSのルールを変えろ! 巨人は秋季キャンプで徹底的に鍛錬せよ!」

 

阿部監督率いる今季の巨人は2位でも勝率5割以下にとどまるという危機に瀕している


 今季の阪神は圧倒的な強さを見せつけた。9月7日に1950年の2リーグ分立以降では史上最速となる2年ぶり7度目のセ・リーグ優勝を達成している。

 優勝が決まった126試合を消化した時点で、首位の阪神は78勝45敗3分け、勝率.634。2位の巨人は61勝62敗3分け、勝率.496。ゲーム差は17もあった。なぜ、これほど圧倒的な大差がついてしまったのか。

 その理由は、阪神には才木浩人村上頌樹、ジョン・デュプランティエ、伊藤将司大竹耕太郎伊原陵人という6人の先発投手がいるからである。しかも右3人、左3人というバランスの良さを誇り、大竹以外は完投能力も高い。

 中継ぎ陣は石井大智及川雅貴桐敷拓馬湯浅京己岩貞祐太と続き、抑えには岩崎優。この6人は右2人、左4人という布陣だが、充実していることに変わりはない。

 その一方で、巨人には完投能力のある先発投手が極めて少ない。今季・・・

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堀内恒夫の悪太郎の一刀両断!

堀内恒夫の悪太郎の一刀両断!

「悪太郎」こと巨人V9のエース、堀内恒夫氏の連載コラム。野球人生の集大成。

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