
田中将は日米通算200勝という大台達成に向けて苦しいシーズンを過ごしてきたが……
今季の
田中将大は、新天地・
巨人で日米通算200勝へ向けてスタートを切った。だが、目標到達を目指すプロセスには大いに疑問が残る。
通算200勝まであと1勝に迫った田中将は9月15日の
DeNA戦(横浜)で今季8度目の先発マウンドへ上がった。6回90球、5安打、3奪三振、2失点という投球内容だった。
今季最高の投球内容と言ってもいいだろう。だが、6回の2失点が致命傷となり、200勝の“大台”到達を逃している。田中将は通算199勝目を挙げてから、200勝到達まで再び足踏みすることになった。
もう少し味方が点を取ってくれれば……。晩年になってからの区切りの1勝を挙げることは、若いときに比べたら大きな労力を要する。昨今の“投高打低”現象なら尚更である。
相手は勝率5割前後のDeNAと高を括っていてはいけない。DeNAは巨人同様に・・・
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