週刊ベースボールONLINE

堀内恒夫の悪太郎の一刀両断!

堀内恒夫コラム 第37回「今季は阿部監督の投手起用に問題点あり! 田中将大は千載一遇のチャンスを逃した!」

 

田中将は日米通算200勝という大台達成に向けて苦しいシーズンを過ごしてきたが……


 今季の田中将大は、新天地・巨人で日米通算200勝へ向けてスタートを切った。だが、目標到達を目指すプロセスには大いに疑問が残る。

 通算200勝まであと1勝に迫った田中将は9月15日のDeNA戦(横浜)で今季8度目の先発マウンドへ上がった。6回90球、5安打、3奪三振、2失点という投球内容だった。

 今季最高の投球内容と言ってもいいだろう。だが、6回の2失点が致命傷となり、200勝の“大台”到達を逃している。田中将は通算199勝目を挙げてから、200勝到達まで再び足踏みすることになった。

 もう少し味方が点を取ってくれれば……。晩年になってからの区切りの1勝を挙げることは、若いときに比べたら大きな労力を要する。昨今の“投高打低”現象なら尚更である。

 相手は勝率5割前後のDeNAと高を括っていてはいけない。DeNAは巨人同様に・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

堀内恒夫の悪太郎の一刀両断!

堀内恒夫の悪太郎の一刀両断!

「悪太郎」こと巨人V9のエース、堀内恒夫氏の連載コラム。野球人生の集大成。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング