パドレスに移籍して2年目。大型補強の一人として加入。今季はその力を最大限に発揮した。ナ・リーグ西地区2位もポストシーズンでは強敵・ドジャースを破り、29年ぶりにナ・リーグ優勝決定シリーズに進出。エースとして、常にいい投球を模索しながら、新しい自分を見つけ出していった1年だった。 文=メジャーリーグ編集部 写真=Getty Images 
自己最多タイの16勝8敗の好成績を残し、エース級の活躍でポストシーズン進出に貢献した
普通の投球ができた1年
【2022年成績】30試合16勝8敗0S0H、194.2回197奪三振67失点、防御率3.10 新しいダルビュシュ有を作り出した2022年だった。ポストシーズンも含め自己最多の34試合に先発した。イニングも219回2/3を投げた。200イニング以上はトミー・ジョン手術を受ける前の14年シーズン以来となった。
「(以前は)三振を取るという感じのピッチングだったんですけど、今は三振というより球数を見て長いイニングを、と。また違うタイプで投げられていると思います」
メジャーへと渡ってからも三振を奪いにいくスタイルで投げ続けてきた。もちろんトミー・ジョン手術後であっても同じ。19年のカブス時代にも178回2/3を投げて229三振を奪った。しかし・・・
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