ふとしたタイミングで選手のこだわりや心持ちが言葉ににじみ出る。それがインタビューであり、それをとらえるのが記者の腕の見せ所でもある。そこで、週刊ベースボールの各球団担当記者が行ったインタビューの中から、担当記者の心に響いた言葉を挙げてみる。若手からベテランまで多種多様な言葉に加え、違う球団ながら同様の言葉が出るなどプロ野球選手ならではの言葉が集まった。 【パ・リーグ編】はこちら ヤクルト・石川雅規[投手]
「野球ってどんな人にもチャンスや可能性があるスポーツだと思うので」 今季4勝目を挙げた6月19日の
広島戦翌日にインタビューに応じてくれた石川雅規投手。「野球をしている子どもたちに掛けたい言葉はありますか」という質問をした際、この言葉が返ってきました。身長167cmと小さい体格ながら、21年間で通算183勝。体の大きさなんて関係ない、誰でもうまくなれるというのをその成績が示してくれています。また「楽しいから野球をやっていると思うので、その気持ちを忘れずにやってほしいですね」というメッセージもくれた石川投手。最後に「今、野球は楽しいですか」と聞くと、「めちゃくちゃ楽しいっす」と即答でした。野球が大好きな石川投手。目標の200勝へ向け、来年も好投を期待しています。(AK)
阪神・西純矢[投手]
「『ジジイ世代』がいいと思いませんか?」 今季は
ロッテ・
佐々木朗希投手が完全試合を達成しました。同学年の
西純矢投手も初完投勝利を含む6勝を挙げる活躍。その同世代の呼び名を自ら提案してきました。それ以前の松坂世代や、佑ちゃん世代(マーくん世代?)、大谷世代などとその世代の代表的な選手の苗字などが付けられてきましたが、今回は・・・
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