2022年シーズンを振り返るとき、「ノーヒットノーラン」を外すことはできない。佐々木朗希の完全試合、山本由伸のノーヒッターを含め、歴代シーズン最多タイとなる5度の偉業が達成された。 写真=BBM ロッテ・佐々木朗希のパーフェクトが火付け役となったのかは分からない。だが、まるで競い合い、連鎖するかのように、2022年シーズンは次々と「ノーヒットノーラン」の偉業が達成されていった。
4月10日の
オリックス戦(ZOZOマリン)における佐々木朗の完全試合に続いたのは、5月11日の
西武戦(PayPayドーム)での
ソフトバンク・東浜巨だが、その前に「ノーノー旋風」の布石があった。5月6日の
阪神戦(バンテリン)における
中日・
大野雄大の快投だ。
ストレートに自慢のシンカーというシンプルな投球で阪神打線を手玉にとり、10回二死まで完全投球を見せた。最後は
佐藤輝明に二塁打を打たれたものの、延長でノーヒットノーランを逃したのは史上12人目で、延長で完全試合を逃したとなると2005年の西武・
西口文也以来。その西口は10回無死までだったため、大野雄は史上最も長く完全投球を続けた投手になった。
そして・・・
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