今年のドラフトが終わり、スカウトたちの目は早くも2026年へ。ここでは高校、大学、社会人と各世代の注目選手を紹介する。 ※佐藤幻瑛はペンシルベニア州立大学野球部のSNSを通じて同校に編入することが発表された 高校生で脚光を浴びているのは末吉良丞(沖縄尚学高)、
織田翔希(横浜高)、
菰田陽生(山梨学院高)、
高部陸(聖隷クリストファー高)の「高校四天王」だ。末吉はガッチリとした体格から最速150キロの球威ある直球を投げ込むタフネス左腕。2年生で唯一、日本代表入りしたU-18W杯では3試合に登板して準優勝の原動力となった。名門・横浜高の背番号1を背負う織田は、昨春のセンバツ優勝、今夏の甲子園8強に導いた最速152キロ右腕。菰田は投げては最速152キロ、打っては高校通算33本塁打の二刀流で、今夏の甲子園では同校初の4強進出に貢献した。

菰田陽生[山梨学院高]
高部は常時140キロ台前半から中盤のキレ味鋭い直球を投げ込む本格派左腕だ。さらに、野手では花巻東高のスラッガーコンビ・
古城大翔と
赤間史弥、今夏の甲子園で2本塁打を放った強肩強打の捕手・
田中諒(日大三高)にも注目だ。
大学生では、今年の日米大学選手権第4戦で自己最速の159キロを計測した本格派右腕の佐藤幻瑛(仙台大)。日本人最速の166キロも夢ではない。

佐藤幻瑛[仙台大]
長身から最速154キロの直球を投げ込むのは
鈴木泰成(青学大)。下級生時代から救援で経験を積み、今秋は先発としても実績を残した。左腕では、愛工大名電高時代から注目を集めた
有馬伽久(立命大)。最速151キロの直球に加え、変化球の精度も高い。

有馬伽久[立命大]
野手では強肩強打の捕手・
渡部海。青学大では1年春からマスクをかぶり、今秋の東都大学リーグ戦で6連覇を達成。日米大学選手権も全5試合に出場し(4試合で先発)、5戦全勝優勝に貢献した。同大会で全試合スタメン出場の存在感を見せた
榊原七斗(明大)は攻守走三拍子そろう外野手。MLBスカウトも熱視線を送る。
社会人では今夏の都市対抗で21年ぶり2度目の優勝に輝いた王子から2名を挙げる。2回戦で完封勝利を挙げた
樋口新はキレのある変化球と最速151キロの直球が持ち味。もう一人は、俊足強打の外野手・
柴崎聖人。都市対抗では2本塁打を放ち、若獅子賞を獲得している。

柴崎聖人[王子]