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守備シフトについてどう考えてる？／元巨人・篠塚和典に聞く

 

読者からの質問にプロフェッショナルが答える「ベースボールゼミナール」。今回は内野守備編。回答者は現役時代、巧みな二塁守備で鳴らした、元巨人の篠塚和典氏だ。

Q.WBCでは極端な守備シフトを敷くチームが目立ちました。MLBでは今季から守備シフトが禁止となりましたが、篠塚さんは守備シフトについてどう考えていますか。(東京都・匿名希望・38歳)

WBCでは極端な守備シフトが認められていたから大谷のセーフティーバントも生まれた


A.守る側にとっては安心感が増す守備シフト。野球の面白さのひとつであり規制する必要はなかった

　確かにWBCではあらためて各国が敷く守備シフトにも注目が集まりました。侍ジャパンには大谷翔平選手(エンゼルス)や吉田正尚選手(レッドソックス)をはじめ左の強打者が多かったため、相手国の遊撃が二塁キャンバスより一塁側に守っている場面をよく見ましたし、シフトに引っ掛かってセンター前に抜けるような当たりが遊ゴロになっていたりしました。

　結論から言うと、個人的には・・・

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