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坂本勇人選手の開幕序盤の不振と、それを抜け出した好調の理由は?/元巨人・岡崎郁に聞く

 

読者からの質問にプロフェッショナルが答える「ベースボールゼミナール」。今回は打者編。回答者は現役時代、勝負強いバッティングで球場を沸かせた、元巨人岡崎郁氏だ。

Q.坂本勇人選手(巨人)の大ファンです。開幕序盤の不振と、それを抜け出した好調の理由を教えてください。(東京都・30代)

交流戦では全試合に出場し打率.306、4本塁打を放った坂本勇人[写真]。「今年が勝負の年になる」と岡崎氏は語る


A.右膝のケガと勤続疲労が不振につながった。フォームを修正したことで力強さが戻ってきています

 春のオープン戦ではまったく打てず(22打席連続無安打を喫するなど打率.111)、開幕後もなかなか結果が出ていなかった坂本勇人選手。その当時の映像を見ると、重心が高く、突っ立って構えている、極端に言えば膝が伸び切っている印象を受けました。

 ではなぜ、重心の高さが気になるのか。坂本選手は・・・

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