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右打者がバントで一塁側を狙う場合、意識することは?/元西武・平野謙に聞く

 

読者からの質問にプロフェッショナルが答える「ベースボールゼミナール」。今回はバント編。回答者は歴代2位の451犠打を誇る元西武ほかの平野謙氏だ。

Q.僕は右打者です。最近バントの練習を始めて一塁側を狙っています。今後、意識していくことがあれば教えてください。(千葉県・13歳)

犠打数自己最多ペースの阪神中野拓夢。今季は成功率も上がり自信がうかがえる


A.知識や理論だけで、自信がなければ成功は難しい。最後は自分で見出したものが頼れる武器となる

 右打者が打球の行方を見届けられる一塁側に転がすほうがやりやすいのは普通のことですし、先に一塁側に取り組むことは正しいです。ただし、もっと重要なのは打球を“殺す”意識を持つこと。もちろん、一塁側、三塁側ともにライン際へうまく打球を転がせるに越したことはありませんが、非常に難易度が高い上に、実際の試合ではさらに難しくなります。

 まずは練習で、角度よりも、バットの・・・

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