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ストレートと変化球を同じ腕の振りで投げるようにするためには?/元ヤクルト・荒木大輔に聞く

 

読者からの質問にプロフェッショナルが答える「ベースボールゼミナール」。今回は投手編。回答者は高校時代に甲子園で名を馳せ、プロ野球でもヤクルトで活躍、さらに西武、ヤクルト、日本ハムでも指導者経験のある荒木大輔氏だ。

Q.ストレートと変化球を同じ腕の振りで投げるようにするためには、どうすればいいでしょうか。(埼玉県・17歳)

日本ハムで通算82勝を挙げた先発左腕・武田勝はストレートと変化球でフォームに差がなかった[写真=BBM]


A.“落としたい” “曲げたい”と意識するとフォームが緩む。投げるリズムなどがストレートと差が出ないように

 厳密にいうと、どんな変化球でもストレートとまったく同じフォームで投げることは難しいです。ボールの握りが違い、球種によっては手首の使い方が違ってきます。例えばチェンジアップは基本的にはストレートと握りを変えるだけなので、比較的同じように投げやすい変化球かもしれませんが、細かく探していけばどうしても違いは出てきます。

 ただ、バッターはストレートや変化球の軌道をイメージし、タイミングを計ってバットを出します。ですから・・・

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