ベースボールゼミナール
右方向を意識するのはどれだけ大事なことなのか？／元西武・平野謙に聞く
読者からの質問にプロフェッショナルが答える「ベースボールゼミナール」。今回は打者編。回答者はゴールデン・グラブ賞に9度輝いた名手、元西武ほかの平野謙氏だ。
Q.平野さんの新刊『雨のち晴れがちょうどいい。』で、西武時代にケースバッティングを深く学んだと書いてありました。右方向を意識するのはどれだけ大事なことなのでしょう？(東京都・34歳)
A.臨機応変に対応することが重要で、“ルール”ではない。「なぜ右方向を狙うのか」を知って引き出しを増やす
確かに私は常勝・西武に移籍し、多くの知識を得ました。ただ、前提として知っておいてほしいのは、ケースバッティングは“セオリー”であり、絶対に守る“ルール”ではないということ。知っていれば知っているだけ得なものですが、頭に置いておくのは「縛られ過ぎてはいけない」の意識。あくまで・・・
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Q.平野さんの新刊『雨のち晴れがちょうどいい。』で、西武時代にケースバッティングを深く学んだと書いてありました。右方向を意識するのはどれだけ大事なことなのでしょう？(東京都・34歳)
目的は右方向に打つことではなく、高確率で走者を進めることにある
A.臨機応変に対応することが重要で、“ルール”ではない。「なぜ右方向を狙うのか」を知って引き出しを増やす
確かに私は常勝・西武に移籍し、多くの知識を得ました。ただ、前提として知っておいてほしいのは、ケースバッティングは“セオリー”であり、絶対に守る“ルール”ではないということ。知っていれば知っているだけ得なものですが、頭に置いておくのは「縛られ過ぎてはいけない」の意識。あくまで・・・
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野球の打者、走者、投手、守備などの技術について読者からの質問に元プロ野球選手が答えるコラム
